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多様性・ちがいにぴったりの絵本 — 年齢別の選び方と、読み方・声かけ

「どうしてみんなと違うの?」と子どもに聞かれたり、わが子の個性をどう受けとめたらいいか戸惑ったり。ちがいの話は、親自身も答えに迷うテーマです。正解を教えるより、一緒に考える入口として絵本が役立ちます。年齢も雰囲気も違う5冊を、低年齢から段階的に並べました。気負わず、まず一冊めくってみてください。

うさこちゃんとたれみみくん
2歳からの最初の一冊。ちがいの話にふれる入口として、低年齢の子にやさしく手渡せます。

うさこちゃんとたれみみくん

なぜ多様性・ちがいに効く?

片耳がたれた転校生のあだ名が気になるうさこちゃんが、一晩考え勇気を出して行動する。ちがいを前にした子の心の揺れと一歩を等身大で描きます。

読み方・声かけ

うさこちゃんが一晩考える場面で一拍おき、「このあとどうするのかな?」と子ども自身に行動を予想させてあげましょう。先を急がず、想像する間をつくるのがコツです。

わたしはあかねこ
3〜4歳から5〜6歳まで。約5分の短時間で、自分らしさに迷う子にそっと手渡せます。

わたしはあかねこ

なぜ多様性・ちがいに効く?

家族と毛の色が違う赤いねこが、その色を好きだったのに揺れ、やがて自分らしさを見つめ直す。違いに悩む子の気持ちにそっと寄り添う物語です。

読み方・声かけ

5分で読めるので繰り返しに最適。あかねこが自分の色と向き合う場面をていねいに読み、読後に「あなたの好きなところはどこ?」と一言そえると深まります。

ええことするのは、ええもんや!
5〜6歳向け。約10分しっかり聞ける子に、思いやりを話し合う時間として。

ええことするのは、ええもんや!

なぜ多様性・ちがいに効く?

車いすのおっちゃんを助けたマナブが、褒められるうちに「良いことをする意味」を自分で考えはじめる。手助けと、その動機までいっしょに考えられる一冊です。

読み方・声かけ

10分とやや長めなので、声に強弱をつけながらゆっくり。「マナブはどうして考えこんだのかな?」と問いかけ、答えを急がず子どもの言葉を待ってみて。

さっちゃんのまほうのて
5〜6歳向けの定番。重さもある物語なので、落ち着いて向き合える時間に。

さっちゃんのまほうのて

なぜ多様性・ちがいに効く?

生まれつき手に指がない女の子さっちゃんが、自分の手に秘めた可能性と価値を発見していく。違いを欠点でなく自分らしさとして描くロングセラーです。

読み方・声かけ

親も心が動く一冊。気持ちが揺れる場面では声を急がず、子の表情を見ながらゆっくり。読後は教え込まず「さっちゃんの手、どんなことができたかな」と感想を聞く程度に。

みんなおなじでもみんなちがう
絵本に飽きやすい子にも。物語が苦手でも、写真を見て違いを探すだけで楽しめます。

みんなおなじでもみんなちがう

なぜ多様性・ちがいに効く?

同じ種でもアサリやヒマワリの種、卵など14例が一つひとつ色や形が違うと、鮮やかな写真で見せる。個性とは何かを、実物の観察を通して実感させてくれます。

読み方・声かけ

物語ではなく写真絵本なので、ページごとに「どこが違う?」と探しっこする遊びに。指さしで見つけた違いを言葉にしてあげると、観察そのものが楽しくなります。

5冊とも候補データの内容紹介に基づいて選びましたが、読み聞かせ時間や対象年齢が未記載の本もあり、お子さんの発達や関心で前後します。障害や自分らしさを扱う本は、伝えたい思いが先に立つと「お説教」になりがちです。意味づけを急がず、子どもが感じたことをそのまま受けとめる姿勢を大切にしてください。家族の形やジェンダーなど、ここで選びきれなかったテーマの本も候補には多くあります。
多様性・ちがいの絵本をぜんぶ見る(全63冊)→

よくある質問

多様性・ちがいに絵本は効果がありますか?

絵本は気持ちの予行演習になります。直接の「解決」というより、子どもが自分の気持ちを言葉にしたり、親子で話すきっかけになり、安心と理解を助けます。

いつ・どう読むのがいいですか?

困っている最中よりも、落ち着いているときに繰り返し読むのがおすすめです。読みながら「○○だったね」と気持ちに名前をつける声かけが効果的です。

どこで買えますか?

Amazon・楽天で購入できます。各本の「Amazonで見る」「楽天で見る」から、最新の価格・在庫を確認できます。

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